ヤガイです。いかがお過ごしでしょうか。本日のトピックも【就活】!
お前誰やねん!という方は自己紹介の記事をご覧ください。
今回はインターン・本選考の流れを詳細に解説できたらなと思います。各選考のポイント等は次回以降になりますのでご了承を。それでは早速行きましょう!
選考全体の流れ
エントリーシート(ES)提出
↓
Webテスト受講
↓
(グループディスカッション)
↓
一次面接~最終面接
ざっとこんな流れになります。インターン選考ではグループディスカッションがかなり増えますが、本選考では少ない印象です。また、エントリーシート(ES)とWebテストを同時に選考するといった形をとる企業もあります。
エントリーシート(ES)提出
エントリーシート(以下略ES)ではまず顔写真を添付した後に自分のプロフィール(名前、大学・大学院名、学部学科、出身高校、所属サークルの有無、TOEICやTOEFLなどの語学試験の点数など)を書いた後に決まった設問に対して決められた文字数で回答していき、提出するといったものです。
どこを重要視してみているかは企業によって違うかつブラックボックスですが、基本的にはESの内容(学生時代力を入れたこと、自己PR、志望動機など)や学歴を見ているとされています。学歴フィルターとか巷でよく言われているやつですね(笑)。学歴は今更もう変えることはできないので、就活生がこの選考で力を入れるべきポイントは「ESの内容をブラッシュアップすること」です。誤字脱字のチェックから、各設問に適切にこたえられているか、無駄はないか、エピソード選定はしっかりできているかなど様々です。よい対策としては、大手内定者や社会人の先輩にESを添削してもらうことです。
まず就活生にとって最初の鬼門になるES選考。しっかりと対策していきましょう。
Webテスト受講
そもそもWebテストってなんぞや?って感じですよね。簡単に言うとパソコンで受ける国語算数(英語)と性格診断の試験です。
科目は基本的にどれも言語(国語)・非言語(算数)・英語+性格とこのように分かれています。また、Webテストの種類も様々です。
●SPI ★★
●玉手箱 ★★
●TG-WEB
●TAL
●CUBIC
マニアックなものも含めるとまだ種類はありますが、よく見かけるもの5つを載せました。特に上2つのSPIと玉手箱の出現頻度はかなり高いです。そのため対策するならまずこの2つです。
また、Webテストは自宅のパソコンで受けるものとテストセンターという会場に行って監視されながらうける2種類の方式があります。同じ名前のWebテストでもテスト方式で傾向や内容が全然違うといったことが様々(例えば、SPI WebテスティングとSPI テストセンター)。
自宅受験 テストセンター方式
●SPI Webテスティング SPI テストセンター
●玉手箱 C-GAB
ここでみられるのは性格診断の内容と言語非言語などのテストの点数です。が、残念ながら自分の点数は企業側にしかわかりません(一部、SPIテストセンターで大まかな点数を予測することはできるが)
大手企業なら最低でも6-7割、難関企業なら8割以上の取得を目指したいです(戦略コンサルや外資系投資銀行は9割が必要ともいわれています)。また、学歴によっても合格点(ボーダーライン)が違うとよく言われているため、学歴に自信がない就活生は基準よりさらに高いスコアをとっておくと安心でしょう。
対策法はひたすら参考書を解いたり、問題を覚えてしまうくらいたくさんテストを受けることですね。
巷には回答集なるものが出回っていますが質はモノによって様々ですし、結局テストセンターだと実力で受けることになるので、無難に勉強しておくのが良いです。
インターン選考ではグループディスカッションや面接と違って、基本どの企業もESとWebテストは課している選考となります。また本選考でも必ず取り組まなければならないため、この2つは特に早めの対策を済ませておくと後々楽になります。頑張っていきましょう。
●ES合格のカギはESの内容!ES添削等を活用してブラッシュアップしよう!
●Webテストでは最低でも6-7割、できれば8割とれるよう勉強しよう!
グループディスカッション(GD)
よくGDとかグルディスとか言われているやつです。特にインターン選考では高頻度で出現します。大体の場合、5-6人ほどの就活生同士がグループを組み、1つもしくは複数のお題を協力しながら解決していくというものです。基本的にはファシリテーター8司会進行)、書記、タイムキーパー、発表者などの役割を決めてから始まります。
この選考でみられるポイントは企業や業界によってさまざまですが、概ね独りよがりにならずにチームで行動できているか、しっかり発言できているかになります。特に日系企業ではこの傾向が強いです。またコンサルなどではロジック的に正しいかなども重要視されるみたいです。
グループディスカッションの難しい点は他のメンバーによってある程度結果が左右してしまう点です。中にはクラッシャーと呼ばれ、議論に耳を傾けなかったり、自分の意見が通らないと露骨に態度が悪くなって中には泣き出したりブチギレする人もたまに見かけます。このような人がいるとどうしてもうまく運ぶことができずに落ちてしまう、、ということも少なからずおきます。運要素がある点で自分はあまり好きな選考ではありません(笑)
対策のポイントとしてはまず慣れること。練習会や志望度の低いベンチャーのGD選考などに参加するのもよいと思います。続いて、フレームワークを覚えておくことです。例えば、5W1Hや3C分析、SWOT分析などが挙げられます。これらを覚えておくことで議論を円滑に進められることがあります。最後に自分のやりやすいポジションを見つけてそれに徹し、周りと協力しながら進めることです。リーダーが向いている人、議論を俯瞰してみながら調整することができる人、書記と議論を並行しながら進められる人などタイプは様々です。中には「ファシリじゃなきゃ勝てない」みたいに言う人も割といますが、ほとんどの場合総合的に評価されるところが多いため、自分の得意ポジションを見つける+周りと強調しながら進めるということを意識しましょう。
こちらのGD対策はコンサルや商社就活で出てくるケース選考の対策になったり(逆もしかり)、インターン参加後のグループワークに活きます。特にインターンのグループワークはGDの長いverです。運要素も大きいですが、ある程度のレベルまで対策をしておくとスムーズにいくと思います。
ちなみにですが、インターン選考でのGD選考は優秀な人を選抜する要素が大きい傾向にあり、通過率は低めです。一方で本選考のGD選考はネガティブチェックの要素が大きいため通過率は高い傾向にあります。本選考とインターン選考では同じGDでも見られているポイントはかなり違います。
●GDはインターン選考で高頻度で出現! 練習会やベンチャー選考などでまずは慣れよう!
●フレームワークを覚えたり、自分の得意ポジションを見つける+周りと強調しながら進めるということを意識するとGood!
面接
最後のステップは面接です。基本的にはこのステップが終わるとインターン合格もしくは内々定が出るといった認識で間違いないです。
インターン選考では大体1~2回、本選考では2~4回実施が多いです。方式は対面式とオンライン式の2種類実施されており、コロナ渦以降はオンライン面接が増えています。サマーインターンの面接なんかはほとんどオンラインだと思います。本選考でも最終面接以外はオンライン形式でやる企業も増えてきています。まあそのほうが企業的にも楽だからでしょう。また人数も個人面接と集団面接の2種類あります。こちらも意識すべきポイント等変わってきますので、次回以降に記事にしようと思います。
就活の最後は面接で終わり、面接で就活の結果がすべて変わるといっても過言ではありません。その為、対策は必須です。
企業によっても変わりますが、だいたい面接時間は30-45分です。その中で聞かれるものとしては、ESに書いてある設問に関連するものがほとんどです。内容で言いますと、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)とその深堀、自己PR、弱み、学業について等の就活生自身のパーソナルについて聞く質問と就職活動の軸や業界、企業の志望動機、成し遂げたいことなどの志望動機系に大別されます。
最低限準備が必要なのはESに書かれている設問やその深堀敬にはしっかりと答えられるようにすること、またどの企業でもよく質問される頻出質問に関して回答を準備しておくことです。
面接でみられているポイントは身だしなみ、声のトーン・大きさ、印象、話している内容、話の長さなどがみられます。30分と短い期間ながら見られるポイントは様々です。中でも私が重要だと感じているのは話の内容、構成、長さ、印象、質問に適切にこたえられているかです。
まず最初に取り組んでほしいのは結論ファーストを意識すること。結論を先に行ってから具体の説明に入ると面接官側もすんなりと話が入ってきやすいですし、そもそも質問されたらまずはそれに答えることは基本的なコミュニケーションの要素です。ここが通常の会話とは少し違うポイントなので、意識して取り入れてみてください。
この辺は慣れもかなり関係しているのでやはり、模擬面接などで練習を重ねるのが最適です。
また、一次面接や二次面接、最終面接では聞かれる質問の内容やみられるポイントも違います。この辺はまた別の機会に書こうと思います。
と、こんな感じでインターン・本選考における選考の流れシリーズはこれにて終了です。いったんはざっくりと選考にどんなものがあるのかを概説しました。書く選考段階でみられるポイントや意識してほしいこと(特に面接)新たに記事にしてまとめますのでしばしお待ちください。
●面接はESで聞かれた設問に関連する質問がほとんど!
●質問はガクチカ、自己PR、弱み、学業について等のパーソナル系と就職活動の軸や業界、企業の志望動機、成し遂げたいことなどの志望動機系の2種類
●話の内容、構成、長さ、印象などが重要なポイントのため結論ファーストなどを意識して設問に適切にこたえられるようにしよう!それには模擬面接での練習がおすすめ!
よかったと思えたらシェアしていただくと助かります。それではまた次回!
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