学歴フィルターの実態①【大手内定指導実績多数の者による就活解説⑧】

就活

ヤガイです。いかがお過ごしでしょうか。本日も就活についてです!

お前誰やねん!という方は自己紹介の記事をご覧ください。

過去にこんなツイートをしました。

就活をしていなくてもよく聞く学歴フィルター。実際に就活を経験した私や周りの友人の経験談、大手企業で人事をやっている父をもつ友人の話など統合して学歴フィルターの実態を書いていこうと思います。もちろん、学歴フィルターなんて企業によるのは前提として書いておきます。

学歴フィルターは存在するのか

結論、何らかの形で学歴フィルターは間違いなく存在します。もうこれは断言します。もちろん、学歴不問の選考をやっているところもありますが、特に大手企業だと何かしらのフィルターをかけているところのほうが多いです。

私個人的には学歴フィルターが存在するのは仕方ないと考えています。大手人気企業の立場になって考えるとわかりやすいです。人気企業ともなると数千下手したら1万以上のエントリーシートが送られてくることもあります。人数もあまりいない新卒採用人事部がすべてのESを吟味することができると思いますか?絶対に無理でしょう。
また、そのうちの半数以上は見るに堪えない酷いESだといいます。そんなごみも真摯に読んでいたら、時間の無駄ですよね。数が多すぎるので仕方なく何かしらのフィルターをかけてあらかじめ絞っているというのが実態だと思われます。また、学歴フィルターの多くは選考の最初の段階、書類選考時にかけるものがほとんどです。(たまにダミーで面接まで生かせるということも聞いたことがありますが稀でしょう)

学歴フィルターの種類

続いて学歴フィルターの種類についてです。以下は実際に観測してきたものを紹介します。

①ES提出段階で一定未満の学歴群を機械的に落とす
②Webテストのボーダーが大学群によって違う
③説明会や一部イベントの枠表示を学歴群で分けている
④学歴群によって採用数をあらかた決めている

ざっとこんな感じでしょうか。一つずつ見ていきましょう。

①ES提出段階で一定未満の学歴群を機械的に落とす

おそらく大半の人が想像する学歴フィルターの方式じゃないでしょうか。例えばMARCH関関同立未満は機械的に落とすとか、日東駒専より下は落とすとかです。実際にこれは聞いたことがあります。また、某外資系投資銀行は多くの大手企業でフィルターから逃れることができるMARCHでも落とすという話を聞きました。。。外銀、恐るべし。

一方で皆さんが思っている以上にこの方式をとっている企業は多くないとも思います。実際に日東駒専でも内定を出している会社があったりします。機械的に落としているかどうかを調べるためには企業の採用実績大学を確認してみてください。就職四季報などに載っています。自分の属性(文理・男女・学部院)の実績の中に自分の大学もしくは同ランクの大学が採用実績にあるならば、この方式のフィルターはないと考えてもらって大丈夫です。

②Webテストのボーダーが大学群によって違う

続いてWebテのボーダーが違うという点です。これは実際に多く観測しました。具体的には高学歴のボーダーが比較的低く、学歴が高くない場合はボーダーが高いというものです。私はロンダ勢ですが、東京一工院生だったのでWebテでは高学歴扱いだったと思います。SPIや玉手箱の私の出来は得点率7-8割だったと思います。しかし、日東駒専や女子大で就活していた人たちはその程度だとバンバン落ちるから9割~ほぼ満点を目指して勉強していたとおっしゃっていました。そのあたりをとってからはWebテ通過率が上がったみたいです。

おそらくこれは「高学歴は努力はできるだろう」という見立てがあるのと、学歴が低い人でもWebテストでしっかり成績をとれる人なら取りたいという企業の思惑でしょう。もちろんボーダーやその設定の仕方は企業ごとによります。

そのため、学歴に自信がない人は他の人以上にWebテストの勉強を頑張る必要がありそうです。

③説明会や一部イベントの枠表示を学歴群で分けている

これは実際にX(旧Twitter)にもありましたね。某機械メーカーが地方旧帝の人たちには説明会の枠がたくさんある状態で表示しているのに対し、そうでない人たちには満席という表示をしていたみたいです。ちなみにその企業は学歴に関係なく採用しています!と人事が発現していたとか、、、就活ってそんなもんです。

実際にそのメーカー以外にもこの現象は頻発しており、私の高学歴の友人も「友達たちには〇〇の説明会満席だったといわれたけど、私は普通に予約できた。でも気まずいから自分も満席だったよ~」と噓をついたそうです。これに関してはもう対策のしようがないので仕方ないですね。

④学歴群によって採用数をあらかた決めている

4つ目は学歴群によって採用数を決めているパターンです。これをフィルターというかは微妙ですが、一応入れときます。これは実際かなりの企業で実施しているみたいです。

例えば採用人数100人の会社があるとして、東京一工40人早慶旧帝30人MARCH関関同立地方国立20人その他10人みたいな形です(これは架空の企業です)。

基本的には高学歴から採用人数を多くしているとか。ただし、NRIなど逆に高学歴の数は絞って中間層を多くとるみたいな逆学歴フィルターをとる企業もあるらしいです。これも企業によりますね。

と、まあこんな感じで学歴フィルターについてまとめてみました。今回ではすべて書ききれなかったので、次回も引き続きこのテーマで書こうと思います。よかったと思えたらシェアしていただくと助かります。それではまた次回!

この記事を書いた人

●経歴:私立付属中高一貫→私立大学→理系大学院生(ロンダ)→日系大手企業入社予定(内定済)
●英語力:CEFR B2 
●趣味は筋トレ
BMI17→23.5(Now) 当初から体重が1.5倍くらいに

●学生時代は学業以外に筋トレ、海外旅行や就活支援(大手内定実績多数)に力を入れる

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