ヤガイです。いかがお過ごしでしょうか。本日も就活についてです!
お前誰やねん!という方は自己紹介の記事をご覧ください。
過去にこんなツイートをしました。
今回は自己PRについて。自己PRは自分の強みをエピソード付きで「私はこの強みがあるので、御社の業務でも役に立てます!」ということを伝えるものです。私が実際にどのように自己PRを作っていたのか、重要なポイントをまとめて書いていきます。
①推し出すべき強みとは
ずばり、その業務で役に立つソフトスキルです。その強みが入社後にあまり役に立たないものだったら、自己PRとは言えません。本当にその業務で必要かどうかを見極めるには業務内容の解像度を高めることが重要です。OB訪問等を実施して理解度を深め、その業務で必要な力を想像して選んでいきましょう。
次に自分の性質に近いものを選びましょう。その判断基準として「その強みが培われた・発揮されたエピソードが複数あるかどうか」です。
例えばその強みがガクチカのエピソードのみで発揮されたものを書く人をよく見ます。私的にこれだと不十分です。なぜならそれって説得力がないんですよね。ガクチカの時にたまたま発揮されただけで、自己PRになっていません。
自己PRというものは過去・現在・未来へと一貫して自分が持つ強みをアピールする場です。いわば「昔からこんな気質があって(過去)、現在ではこんな風に発揮しています(現在)。そのため入社後では○○という業務やこんな場面で強みを生かして働きたいです(未来)」これを言うべきです。
②企業が求める人物像について
私はあえて、①の項目で企業が求める人物像に沿って書くことを必須条件としませんでした。なぜなら、冒頭の過去ツイートにも合った通り、大手企業が求めている人物像なんて基本的にどこも一緒だからです。
また、現役で某商社の人事をやっている、とみーさんもこのようにおっしゃっています。
そもそも企業が求める人物像に沿って書くことなんてできて当たり前です。①でも言いましたが、より効果的な自己PRを作る際は業務内容の理解を深め、その業務で必要な力を想像して強みを選ぶのは必須です。
NGな強み一覧
課題解決能力
コミュニケーション能力
論理的思考力
この辺を使っている人はすぐさま変更しましょう。なぜNGなのか一つずつ解説していきます。
課題解決能力
これは一番だめです。自己PRはそもそも課題解決するためにあなたはどんな強みを持っているの?という質問です。その質問に「私の強みは課題解決能力です!」といっても回答になっていません。面接官はその先を聞きたいです。この強みにしている人はすぐさま別のものに変更しましょう。
コミュニケーション能力・論理的思考力
これらの二つが良くない理由としては、アピールせずとも自然とESや面接で測れてしまうからです。
またコミュニケーション能力に関しては抽象的過ぎて何が強みなのかよくわかりません。コミュ力といても様々です。例えば、すぐに人と打ち解けられる力、周りと強調しながらコミュニケーションできる力、寄り添えるコミュニケーションができるなど今あげただけでも複数出てきます。
自己PRは複数のエピソードを用いて自分の強みを相手に説得することになります。そのためESや面s熱で自然と図れるものではなく、エピソードを通じて初めて伝わる具体性の高いものにしましょう。
自己PRの構成
さて、最後にヤガイがどのように自己PRを組み立て話していたのかを着ていきます。
①結論 私は○○することができますor私の強みは○○です
②epi1 この強みは△という経験によって培われました。(一文)
or △の経験で初めて発揮されました。(一文)
③epi2 大学時代では□の経験時に発揮されました。and 概要
④締め 私はこのように○○することができます
ざっくりこんな感じです。私はガクチカで押し出す強みと自己PRを同じ強みに設定していたので、ガクチカを事前に話していた場合はepi2の後にさらっと一行くらいで「先ほど話した◇の経験の時も発揮しています」のように付け加えていました。
同じ強みを2-3つのエピソードを用いて説得させるという構成になっています。また、ガクチカと同じ強みを持ち出しても自己PRで使うエピソードは違うものを選択しています。
ガクチカと同じエピソードを使うより、違うエピソードを用いたほうが話せる範囲も広がりますし、説得力も段違いなのは理解いただけると思います。
ここで一つ注意が必要なのはメインエピソード(epi2)の概要の部分です。ここをガクチカのように話すと趣旨が少しずれてしまいますし、単純に長くなります。そのため、epi2を話すときはその強みが発揮された部分のみを抽出して話すべきです。そうすることで情報もシンプルになりますし、面接官もすっと入ってきやすくなります。
と、こんな感じで今回は自己prについて書いてみました。よかったと思えたらシェアしていただくと助かります。それではまた次回!
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